[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年12月7日22:00:00
初恋って、いつだったかなぁと考えると、
幼稚園の時の事を思い出したりします。
が、
しかし、
やはり、これだけは言わなくちゃ。
実は、私、青い人が好きでした。(過去形ね)
『宇宙戦艦ヤマト』のデスラー総統。彼が、ホントの初恋かも。
それから、青い人を見ると気になる。そそる。心音高鳴る。
今年は、前半に話題となった『アバター』って3D映画。
もう、気になったなんてもんじゃなかった。(観に行かんかったけど)
あと、インテルさんのコマーシャルにあった『宇宙ちゃん』
自分で、身体を青く塗っちゃう女の子が登場する。
「あれは、小さいころの私の夢…」
その他、ずっと東京でやってた『ブルーマンショー』の人たちとか、
ドラえもんとか、バルタン星人とか、青く、蒼く、碧いものが
気になって仕方が無い。
自分の精神が、蒼いっていうのは棚上げしているけれども、
初恋の色が “あお” な私。
ところが、最近の傾向は、なぜか橙色。
寒色系が大好きなはずなのに
ここに来て、暖色系が流行中。
身の周りの小物が、どんどん橙色になって、オレンジ化してきた。
オレンジって、秋の色だったりする。
そんな、橙色の師走に、
あったかい秋の香りの友人に、救われる体験をした。
大切な人が、大切な人に、私の事を一生懸命話してくれている。
目の前に繰り広げられる光景が、映画みたいで。
友人って、いっぱいいないけど
いっぱいはいらない。
大切な人も、いっぱいはいらない。
そんな、いっぱいいない、数少ない大切な人たちが、
目の前で、私の事を話す。
「すごーい・・・・」
そんな、傍観者の体で話を聞いていたら、心が橙色になった。
青い人が好きだった私は、(今だ青いものには魅かれるけど)
これから、橙色の人をもっと好きになろう。
橙色は、赤色よりも、熱くない。
冷静に熱い。炎が出ない温かさが炭の火みたい。
これからは、あったかいものを身にまとうように
実のなる季節の色を、身にまとっているその大切な友人のように、
あったかくて、冷静な熱さをもったその大切な人のように、
冷静と情熱との間にあるこの色のように、
私もなれるだろうか。
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2010年12月16日02:47:00
最近、 “書く” 方の仕事で、たくさんの経営者の方々にお会します。
大阪はものづくり企業の街。
そんな、街の経営者さん達に、インタビューして廻っています。
職人気質のおっちゃん(失礼)達は熱く語ってくれます。
ものづくりのこと、ひとづくりのこと、組織づくりのこと、社会のこと。
みなさん、つくっているものに自信をもっていて、すごーく素敵です。
20人にも満たないスタッフ数でも、『某世界的航空機メーカーB社』をはじめ、
名だたる世界的企業、果ては『アメリカ航空宇宙局』(ま、いわゆるNASAね)にまで納品したりする。
「うちでしかでけへんから、注文がくる」
少数精鋭の、スペシャリスト集団。
小さな会社なのに、大きな会社と同等に渡り歩ける。
20代でも、大会社の社長とミーティングできてしまう。
なんて、ラッキー。
小さい会社だから、お茶出しも、電話うけも、企画書制作も、営業も、
全部やらなくちゃいけない。
でも、一部上場大会社の社長を呼びつけ
自らお茶を淹れることができ、それを出して、
仕事の話ができるなんて、そんな体験、
「寄らば大樹の陰」な会社なら恐らく20年勤めても、ない。(たぶんね)
そんな、機会を得られる中小企業、
さぞや就職希望者殺到なのではと思いきや
経営者の方々は口をそろえて言います。
「人手が欲しい」
リーマンショック以降、こんな不景気な世の中なのに
「人手」を求めるなんて、なんて、社会貢献的企業なんでしょう・・・・・・。
そんな、熱ーいおっちゃん達の気持ちの息吹を
少しでも、短い文章の中で伝えられたらいいなぁ・・・なんて、文章を書いている私。
しかし、その一方で、
「言語」を扱わないで、表現することが専門でもある私。
「書く」という、言語表現と
「動く」という、身体表現と
今日講義中、生徒さんに
「正反対のことを同時にやってんですね」と言われて、
はたと気が付いた。
そうか、一般的にはこれら二つは、真逆なんだ。
私にとっては
どちらも「表現」であることには、変わりがないので
その延長線上に両者があったのだけれど。
こりゃあ、面白い。
使わせていただこう。
「真逆の仕事をする」なんて、格好いいやん(笑)
ま、どっちにしても、
身体表現は、「身体言語」ともいいますので、
結局のところ、「言語」に起源があるのかも、しれませんな。
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2010年12月21日09:13:13
教えているバレエ教室の子どもたちに
クリスマスカードを毎年作るこの季節。
今年もせっせとマニファクチャーしながら、
「あぁ、今年もおわっちゃう・・・」
と、ぶつぶついいながら、バタバタつくる。
3歳の頃から、身体を動かしている彼女たちにとって
身体を動かして、自分を表現することが「楽しい」と思えたら、いいな。
なんて、踊りを教えているけど、
最近の発表会で、保護者さんたちに人気があるのは
クラシックの有名な踊りなんかではなくて、
コンテンポラリーな作品だったりする。
子どもが、ちゃんとイメージ(想像力)を働かせて踊ると、
葉っぱも、雪も、花も、虹も、大切な人も、
“見える”からすごい。
感動して、泣いている親御さんをみると
あぁ、よかった。今年も終わるなぁ・・・と思う。
通常のバレエ作品だと、こんな感動はあまりない。
元々大人の踊りだもんね。あたりまえかもね。
こどもの感情の中に、形成されてない感情を無理やり押し込んでも
ダメよね。
それなのに、こどもの格好ばかり気にする大人に
最近よく会うから、疲れる。
こどもは所有物なのか、ブランドなのか、よくわからない。
こどもの感情を無視して、なんでそんな振付になるのかとか、
なんで、そんな歌詞を歌わせるのかとか、
いろいろ、疑問に思いはじめると、哀しくなってしまう。
それだって、私のエゴなのよねぇと思いはじめると、
あんまり、出来の良くない頭の中は、ウニと化す。
来年、姪っ子か甥っ子がやってくる。
叔母バカ炸裂で、きっといろいろ押し付けるんだろうなぁ。
あんまり、考えないで、叔母バカできるのは楽しみだなぁ。
そんな妄想にふけりながら、
クリスマスイブの「締切日」に向けて、
現在現実逃避中。
仕上がるんだろうか・・・。一抹の不安・・・。
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2010年12月29日22:11:00
今年もあと2日。
はやい。
先日、7年アシスタントとして勉強させていただいていたバレエ教室を卒業しました。
最初、3人からスタートしたバレエ教室。
どんどん、口コミで人数が増え、あっという間に50名を越えることになりました。
「大きくしたくない」という主宰の意向もあって、教室を大きくすることもなく
通常のバレエ教室の、恐らく4分の1くらいのお値段で、リーズナブルに、
「こどもにとって、なにが大切か」というのをテーマに走ってきました。
3歳~8歳までしか入れないというこだわりも
こどもにとって、情操教育とはなにかについて、こだわった結果であり、
主宰の友人と、いろいろと考えてのスタイルでした。
彼女たちの手からたくさんのことを教えてもらいまいました
この教室で、「幼児教育」について多くを学ばせて頂いたことが
若年齢へのダンス療法という心理学的な勉強のベースとなりました。
それに加えて
高齢者施設や、知的障害者のグループ、病院内緩和病棟での
ボランティア活動を通じても、本当に多くを学ばせてもらいました。
7年間の間に、他ではできない臨床経験を積み上げることができたことに
なんとラッキーだったのかと、しみじみ思います。
そして、今年、ようやく『ダンスセラピスト』として
ダンスセラピーの最高位の認定を受けることができました。
途中、あきらめかけたこの資格。
時間ばかりが過ぎて行く。
他の心理療法の資格と違い、
臨床経験の時間数を400時間以上(必要な人は800時間!)問われるこの資格に、
断念してしまう友人もいて、正直、もう無理・・・と思ったことも。
でも、少しづつでも続けて良かった。
先日、卒業したバレエ教室のこども達が、たくさん応援のお手紙をくれました。
「つぎのおしごとがんばってね」とか「わたしもがんばるね」とか書いてあったりする。
ホントにがんばらなきゃよね。
また宝物が増えた。
ついでに、手作り花束も。最近の幼稚園では「折り紙」が流行しているらしい・・・。
日本文化万歳!
本物の花束よりも、うれしさ100倍。
まだ、字を習っていないのに最近のこどもの英才教育たるやすごいぞっ!
だいすき!って、あーん。私もだいすきさ。
今年も終わって、来年はうさぎ年。
ぴょーっんと、飛びはねなきゃね。
これから、
費やした8年分『集金』をする年月が始まります。