[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年12月16日02:47:00
最近、 “書く” 方の仕事で、たくさんの経営者の方々にお会します。
大阪はものづくり企業の街。
そんな、街の経営者さん達に、インタビューして廻っています。
職人気質のおっちゃん(失礼)達は熱く語ってくれます。
ものづくりのこと、ひとづくりのこと、組織づくりのこと、社会のこと。
みなさん、つくっているものに自信をもっていて、すごーく素敵です。
20人にも満たないスタッフ数でも、『某世界的航空機メーカーB社』をはじめ、
名だたる世界的企業、果ては『アメリカ航空宇宙局』(ま、いわゆるNASAね)にまで納品したりする。
「うちでしかでけへんから、注文がくる」
少数精鋭の、スペシャリスト集団。
小さな会社なのに、大きな会社と同等に渡り歩ける。
20代でも、大会社の社長とミーティングできてしまう。
なんて、ラッキー。
小さい会社だから、お茶出しも、電話うけも、企画書制作も、営業も、
全部やらなくちゃいけない。
でも、一部上場大会社の社長を呼びつけ
自らお茶を淹れることができ、それを出して、
仕事の話ができるなんて、そんな体験、
「寄らば大樹の陰」な会社なら恐らく20年勤めても、ない。(たぶんね)
そんな、機会を得られる中小企業、
さぞや就職希望者殺到なのではと思いきや
経営者の方々は口をそろえて言います。
「人手が欲しい」
リーマンショック以降、こんな不景気な世の中なのに
「人手」を求めるなんて、なんて、社会貢献的企業なんでしょう・・・・・・。
そんな、熱ーいおっちゃん達の気持ちの息吹を
少しでも、短い文章の中で伝えられたらいいなぁ・・・なんて、文章を書いている私。
しかし、その一方で、
「言語」を扱わないで、表現することが専門でもある私。
「書く」という、言語表現と
「動く」という、身体表現と
今日講義中、生徒さんに
「正反対のことを同時にやってんですね」と言われて、
はたと気が付いた。
そうか、一般的にはこれら二つは、真逆なんだ。
私にとっては
どちらも「表現」であることには、変わりがないので
その延長線上に両者があったのだけれど。
こりゃあ、面白い。
使わせていただこう。
「真逆の仕事をする」なんて、格好いいやん(笑)
ま、どっちにしても、
身体表現は、「身体言語」ともいいますので、
結局のところ、「言語」に起源があるのかも、しれませんな。