[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年12月21日09:13:13
教えているバレエ教室の子どもたちに
クリスマスカードを毎年作るこの季節。
今年もせっせとマニファクチャーしながら、
「あぁ、今年もおわっちゃう・・・」
と、ぶつぶついいながら、バタバタつくる。
3歳の頃から、身体を動かしている彼女たちにとって
身体を動かして、自分を表現することが「楽しい」と思えたら、いいな。
なんて、踊りを教えているけど、
最近の発表会で、保護者さんたちに人気があるのは
クラシックの有名な踊りなんかではなくて、
コンテンポラリーな作品だったりする。
子どもが、ちゃんとイメージ(想像力)を働かせて踊ると、
葉っぱも、雪も、花も、虹も、大切な人も、
“見える”からすごい。
感動して、泣いている親御さんをみると
あぁ、よかった。今年も終わるなぁ・・・と思う。
通常のバレエ作品だと、こんな感動はあまりない。
元々大人の踊りだもんね。あたりまえかもね。
こどもの感情の中に、形成されてない感情を無理やり押し込んでも
ダメよね。
それなのに、こどもの格好ばかり気にする大人に
最近よく会うから、疲れる。
こどもは所有物なのか、ブランドなのか、よくわからない。
こどもの感情を無視して、なんでそんな振付になるのかとか、
なんで、そんな歌詞を歌わせるのかとか、
いろいろ、疑問に思いはじめると、哀しくなってしまう。
それだって、私のエゴなのよねぇと思いはじめると、
あんまり、出来の良くない頭の中は、ウニと化す。
来年、姪っ子か甥っ子がやってくる。
叔母バカ炸裂で、きっといろいろ押し付けるんだろうなぁ。
あんまり、考えないで、叔母バカできるのは楽しみだなぁ。
そんな妄想にふけりながら、
クリスマスイブの「締切日」に向けて、
現在現実逃避中。
仕上がるんだろうか・・・。一抹の不安・・・。
[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年12月16日02:47:00
最近、 “書く” 方の仕事で、たくさんの経営者の方々にお会します。
大阪はものづくり企業の街。
そんな、街の経営者さん達に、インタビューして廻っています。
職人気質のおっちゃん(失礼)達は熱く語ってくれます。
ものづくりのこと、ひとづくりのこと、組織づくりのこと、社会のこと。
みなさん、つくっているものに自信をもっていて、すごーく素敵です。
20人にも満たないスタッフ数でも、『某世界的航空機メーカーB社』をはじめ、
名だたる世界的企業、果ては『アメリカ航空宇宙局』(ま、いわゆるNASAね)にまで納品したりする。
「うちでしかでけへんから、注文がくる」
少数精鋭の、スペシャリスト集団。
小さな会社なのに、大きな会社と同等に渡り歩ける。
20代でも、大会社の社長とミーティングできてしまう。
なんて、ラッキー。
小さい会社だから、お茶出しも、電話うけも、企画書制作も、営業も、
全部やらなくちゃいけない。
でも、一部上場大会社の社長を呼びつけ
自らお茶を淹れることができ、それを出して、
仕事の話ができるなんて、そんな体験、
「寄らば大樹の陰」な会社なら恐らく20年勤めても、ない。(たぶんね)
そんな、機会を得られる中小企業、
さぞや就職希望者殺到なのではと思いきや
経営者の方々は口をそろえて言います。
「人手が欲しい」
リーマンショック以降、こんな不景気な世の中なのに
「人手」を求めるなんて、なんて、社会貢献的企業なんでしょう・・・・・・。
そんな、熱ーいおっちゃん達の気持ちの息吹を
少しでも、短い文章の中で伝えられたらいいなぁ・・・なんて、文章を書いている私。
しかし、その一方で、
「言語」を扱わないで、表現することが専門でもある私。
「書く」という、言語表現と
「動く」という、身体表現と
今日講義中、生徒さんに
「正反対のことを同時にやってんですね」と言われて、
はたと気が付いた。
そうか、一般的にはこれら二つは、真逆なんだ。
私にとっては
どちらも「表現」であることには、変わりがないので
その延長線上に両者があったのだけれど。
こりゃあ、面白い。
使わせていただこう。
「真逆の仕事をする」なんて、格好いいやん(笑)
ま、どっちにしても、
身体表現は、「身体言語」ともいいますので、
結局のところ、「言語」に起源があるのかも、しれませんな。
[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年12月7日22:00:00
初恋って、いつだったかなぁと考えると、
幼稚園の時の事を思い出したりします。
が、
しかし、
やはり、これだけは言わなくちゃ。
実は、私、青い人が好きでした。(過去形ね)
『宇宙戦艦ヤマト』のデスラー総統。彼が、ホントの初恋かも。
それから、青い人を見ると気になる。そそる。心音高鳴る。
今年は、前半に話題となった『アバター』って3D映画。
もう、気になったなんてもんじゃなかった。(観に行かんかったけど)
あと、インテルさんのコマーシャルにあった『宇宙ちゃん』
自分で、身体を青く塗っちゃう女の子が登場する。
「あれは、小さいころの私の夢…」
その他、ずっと東京でやってた『ブルーマンショー』の人たちとか、
ドラえもんとか、バルタン星人とか、青く、蒼く、碧いものが
気になって仕方が無い。
自分の精神が、蒼いっていうのは棚上げしているけれども、
初恋の色が “あお” な私。
ところが、最近の傾向は、なぜか橙色。
寒色系が大好きなはずなのに
ここに来て、暖色系が流行中。
身の周りの小物が、どんどん橙色になって、オレンジ化してきた。
オレンジって、秋の色だったりする。
そんな、橙色の師走に、
あったかい秋の香りの友人に、救われる体験をした。
大切な人が、大切な人に、私の事を一生懸命話してくれている。
目の前に繰り広げられる光景が、映画みたいで。
友人って、いっぱいいないけど
いっぱいはいらない。
大切な人も、いっぱいはいらない。
そんな、いっぱいいない、数少ない大切な人たちが、
目の前で、私の事を話す。
「すごーい・・・・」
そんな、傍観者の体で話を聞いていたら、心が橙色になった。
青い人が好きだった私は、(今だ青いものには魅かれるけど)
これから、橙色の人をもっと好きになろう。
橙色は、赤色よりも、熱くない。
冷静に熱い。炎が出ない温かさが炭の火みたい。
これからは、あったかいものを身にまとうように
実のなる季節の色を、身にまとっているその大切な友人のように、
あったかくて、冷静な熱さをもったその大切な人のように、
冷静と情熱との間にあるこの色のように、
私もなれるだろうか。
[ テーマ: メンタルヘルス ]
2010年11月2日01:15:00
[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年10月26日14:41:34
先週、チェンジマインド週間の到来により
一週間、ブログを書けないでおりました。
が、心も入れ替わりの真っ最中。
これから、これから。
チェンジマインドと言えば、
最近手にした本の中に、ヒントがいくつもありました。
最近、巷の本屋さんの売れ筋ランキングで上位の
ドラッガーの「マネジメント」と、
ニーチェの言葉をまとめた、その名も「ニーチェの言葉」
こんな時代だから、“思想”ヴームなんでしょか。
そんなヴームにも乗っかって、久しぶりにニーチェを再読。
初めて読んだ15年以上前には、響かなかった言葉も
いや、響かなかったというのではなく、ある程度は響いていたのでございますが、
響き方が“痛く”なってきているのは、 歳をとったということですかね。
来年、成人式が2回目となる私としては、
恥ずかしながら「愛ってなんだ?」
というのが、ここ最近のテーマ。
個人的にも、仕事的にも
そこの所が、コアなんであります。
ニーチェさんは言います。
「愛の病には」
愛には愛が最もよく効く。
それが愛にまつわる様々問題の、
たった一つの確実な治療法。
『曙光』より
ななななるほど。
で、お次。
「愛が動く場所」
善悪の彼岸。
それは善悪の判断や道徳を完全に超越した場所のことだ。
愛からなされることはすべて、その場所で起きている。
だから、愛の行いは、
いっさいの価値判断や解釈が及ばないものであるのだ。
『善悪の彼岸』より
またまた、胃を槍で突き刺されたような・・・。
20代前半、最初に読んだ「悲劇の誕生」以来、
久々の、マイブームに
こめかみが、吊るような、
そんなこの季節を、
愛猫たちと、お茶と、煎餅とで、哲学堪能中でございます。
[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年10月12日19:04:35
[ テーマ: メンタルヘルス ]
2010年10月5日15:39:40
泣くと、笑う事への差異幅が大きくなる。
その幅が、元気になっていく、楽になっていく過程となるのです。
癒しの行程です。
ストレスは完全になくなってしまうと、人間活動に影響を与えます。
多少のストレスがあってこそ、人は生きていけるとも言えます。
だから、完全に楽になるなんて事はない訳で、
それを、どう消化したり、流したり、処理したり…。
その為に、笑い、泣くという作業に、あえて時間を取ってやってみてください。
笑うためには、お笑い番組を見ることもいい。
鏡に向かって自分の顔をコネコネいじくりながら、自分はどこまで変な顔になれるのか試してみたり、
友達を強制連行して、「笑わせろ!」って言うのもいい。
相方に、「ちょっと、おバカなこと言って~」ってお願いしてみたり、
子どもと、にらめっこしてみるのもいい。
泣くには、暗ーい曲をひたすら聴いてみたり、
哀しい思い出を、思い返してみたり、(無理に思い出すことはないけどね。泣けたならリハビリできてます)
超泣ける映画を鑑賞したり、お涙ちょうだい小説を読むのもいい。
こんな作業を、いちいち時間を取ってやることが大事。
自分とおしゃべりして、自分の事を、自分で知る作業です。
セルフカウンセリングという、自分で自分を癒す行程の一歩です。
そんな事をやっていると、
「カタルシス」(浄化作用)を得ることに、だんだん気付いてきます。
自分とおしゃべりすると、自分の事がわかってきて、自分のことが好きになる。
しっかり、自分と対話してみてください。
と、人に言いつつ、自分はできているかって? どーでしょかね・・・・。
人間ですから。
[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年9月28日21:12:00
[ テーマ: 日々いろいろ ]
2010年9月21日15:15:00
[ テーマ: メンタルヘルス ]
2010年9月14日17:23:00
こんにちは。ようやく秋の気配が近づいてきました。
ホントに長かったですね・・・夏。
突然ですが、皆さんは自分の身体についてじっくり “観察” することって、
やったことをあるでしょうか。
ここでい う、身体とは 「こころとカラダ」 両方を指しています。
こころを司 る脳は身体の一部ですから、そもそも分けて考えること自体がおかしいかもしれません。
さて、その
自分の身体について観察したり、考えたりする時間というのは
「自分を癒
すことのできる時間」 でもあるわけです。
わ
たくし自身は、そんな時間を 「ゆるゆる時間」 と呼んでいるのですが、
元来、御勉
強嫌いのわたくしが、その時間を作り出すため行うこと、
それは少し だけ、「動く」こと。
自身の「動 き」を観察することは、=身体について考えることでもあります。
では、単純なエクササイズをおひとつ。
張り切ってやると、飽きます。
人間は飽きるもんです。張り切っ てはいけません。
テキトーにやりつつ、ちょこっとだけ、脳みその回路を自分に向けてみましょ う。
ただ、それだけで、自分が癒されてしまうという、セルフカウンセリングです。
『ムンクの叫びマッサージ』
1、デスクに両肘をつ いて、両手で顔を包む。大きく「お」の口をして息を吐く。
この際、ムンクの名作を思い出しながら、大きく顔をゆがめる。
そんな変な顔をも観察したいという、好奇心旺盛な方は、鏡の前で更にやってみましょう。
2、一気に顔の筋肉の力を抜き。手で顔をこねるようにムニュムニュ。
自分の顔が粘土になったと思って、こねまくります。
このとき、どの筋肉が、どのように動いているのか、今、どんなに変な顔か想像します。
3、2の動作に飽きたら、耳元から、首に向かってさすります。
むくみ、たるみ、の改善に。 アンチエイジング対策として、お年頃の方は必須。
何度も言いますが、張り切ってはいけません。
テキトーに。テキトーに。